至善の食卓 私たちの体は、自然と繋がって出来ている。 ⑥-2
溜め込まないで穏やかに出そう‼ デトックスで免疫UP
前回からの続き、
カロチノイドとポリフェノール・・・細胞をフリーラジカル(酸化)から守る栄養
農薬、添加物、大気汚染、強い日差しなどフリーラジカルと呼ばれ、フリーラジカルの酸化作用によって細胞が傷つくと細胞同士のコミュニケーションがしにくくなったり、がん細胞などの侵入者を感知できなくなったり、DNAが傷つき欠損細胞が作られることもあります。フリーラジカルから細胞を守り、修復してくれるのがカロチノイドとポリフェノールです。
カロチノイド
人参やトマトなどの赤や黄色などの色素やほうれん草や空心菜などの緑黄色野菜に多く含まれています。フリーラジカルは、季節によっても変わります。その季節を力強く生きていくために自然のお野菜は、特有のカロチノイドで体を守っています。ですから旬のカロチノイドを摂る工夫が健康の秘訣です。例えばトマトに含まれるリコピンは、柿やスイカ、りんご、ビーツ、赤ピーマンからもとることが出来ます。春夏は、トマト、夏のスイカ、秋の柿、秋冬のりんご、冬と春のビーツなど。緑黄色野菜も秋・冬・春は、小松菜、ほうれん草で夏は、つるむらさき、空心菜、モロヘイヤがオススメです。
ポリフェノール
ほぼすべての植物が持つ苦味や渋味、赤や紫など色素の成分です。花の色があれほど鮮やかで美しいのも、ポリフェノールの作用です。ポリフェノールには、さまざまな種類があり、有名な『カテキン』や『イソフラボン』、『アントシアニン』などもその一種です。細胞の外と内側から酸化を防ぎ、細胞の機能を刺激して活性化を手助けしてくれます。ただ、効果が持続しないので一日目覚めとお昼と夜に分けて摂る様にしましょう。
これで、しっかりとした器(細胞膜)が出来るようになりました。
これからは、細胞の中身が順調に働くための栄養が必要ですね。
2022-02-19 15:04:00
コラム
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